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Fight the Future

何かを始めたら、半分成功したのと同じ

プログラミングと哲学の(少し)意外な関係

僕は文学部哲学科哲学専攻で、まさに実学の対極にある専門だった。
当の本人もそれを意識しながらも、でも興味があるからって単純な理由で文学部しか受けず、思ったとおりに哲学を専攻した。
# 哲学専攻は学年で6人だった。


僕は塾講師に熱中し、ほとんど大学には行かなかったけど、科学哲学の授業にはなぜかそれなりに出ていた。


そして大学を卒業し、ソフトウェア業界に入り、プログラミングを学び始めた。


そうすると、意外に聞いた名前が出てくる。
アルゴリズムの話で出てくるチューリングマシンアラン・チューリングって人が考えたこと。
不勉強で語れるほどの知識はないけど。


もっと驚いたのは、コードコンプリートを読んだとき。

Code Complete第2版〈上〉―完全なプログラミングを目指して

Code Complete第2版〈上〉―完全なプログラミングを目指して


2章の参考文献(p.24)にトーマス・クーンの『科学革命の構造』があったから。
よく授業で読まされた本だった。
クーンは『パラダイム』って言葉を作った人。


コンピュータと哲学という一般的には絶対関係ないだろうという2つの世界に、ちょっとしたつながりがあって、僕は少しうれしかったりする。


ちなみに。
自分は(誇りを持って)プログラマだ!と思っている人で、まだコードコンプリートを読んでいない人はゼヒ読んでみて!
僕の中では今まで読んだ中で5本の指に入る超良書だと思う。
Jeff Atwood / 青木靖さん訳の「ソフトウェア開発者のための推薦図書」でも一番最初に紹介されている。
いい紹介文。

スティーブ・マコネルのCode Completeはソフトウェア開発者のための「楽しい料理」本だ。
この本を読むということは、自分の仕事を楽しんでいるということであり、自分のすることに真剣であるということであり、もっと向上したいと思っているということなのだ。
Code Completeの中で、スティーブは平均的なプログラマが読む 技術書は年に1冊に満たないと指摘している。
この本を読んでいるという時点で、あなたはおそらく周りにいる開発者たちの90%と違う行動を取っていることになる。
それもいい方向にだ。

ソフトウェア開発者のための推薦図書