Fight the Future

Java言語とJVM、そしてJavaエコシステム全般にまつわること

プレゼン、ボランティアコーチします!

勉強会でスピーカーをやりたいけど、プレゼンが初めて、苦手という方に無償でコーチします!資料レビューや録画リハへアドバイスします。Twitter@jyukutyoまでメンションでもDMでも。

私はデブサミやJJUG CCCなど200人規模で登壇経験ありです。海外での登壇も短いながらあり。デブサミ2017では公募スピーカー1位でした!

フリュー株式会社を退職します #退職エントリ

私ことじゅくちょーは、7月末でフリュー株式会社を退職することにしました。約5年半の在籍でした。 現在は有給消化中です。また、次の勤務先も決まっています。関西です!!

得たこと

アジャイル開発のチームリーダ

フリューではアジャイル開発がベースにあります。この場合のアジャイルが指す意味は、XP/スクラムといった具体的な手法というよりも、純粋に"態度"を指します。なので、プロジェクトの特性に合わせて、つまりは部署やチームごとに開発プロセスにかなり違いがあります。私の部署は入社時XPベースのプロセスを採用していました。

私はフリューに入るまで、客先常駐で典型的なウォーターフォール、マネジメントなどない!という開発を経験してきて、アジャイル開発に憧れ入社しました。もちろんアジャイルだからすべてがうまくいくわけではありません。ただ、自分たちでうまくいくようにプロセス自体を変えていける、まさに"アジャイルな態度"は望んでいたものでした。在籍中のほぼ全期間チームリーダで、"納期/品質/コスト間のバランスを取りつつよりうまくやるには"ということを考えて考えて、短いイテレーショントライアンドエラーしながらプロセスやプラクティスを導入/変更し続けました。

たとえば、チームではほとんどすべての実装でペアプログラミングペアプロ)にしました。すでに利用者が1000万人以上であり今後も長く運用開発するシステムと考えると、ペアプロでの知識共有やある程度のコードレベルが確保できることは重要と判断しました。

プラクティスという手段だけでなく、チームが目指すマインドの形成にも取り組みました。僕は"ビジネス観点と技術観点のトレードオフを考慮してバランスを取る"タイプのリーダでした。技術、ビジネスのどちらかを100%満たすのではなく(そうするともう片方の満足度がすごく低くなる)、どちらも70,80%満たすという傾向があります。企画者の要件をいかに早くリリースするかも重視しましたが、一方で以下のスライドのような技術的要素にも取り組んでいました。

www.slideshare.net

www.slideshare.net

上長も本当にすばらしい人でした。やりたいことに対して論理ある説明であればGO、そうでなければNOです。鋭い観点から指摘をもらうこともありました。いろいろなことにチャレンジさせてもらえました。常駐時代の悶々とした思いはなくなり、自分で考えて仕事をする楽しさがありました。

自社サービス運用開発

もう1つの目的が、事業会社で自社サービスに関わることでした。常駐時代はPGチームのリーダでした。そこにはPGに対しSEやプロパーといったポジションの差、稼働時間による売上とみながwin-winになりづらい環境があります。ある種の本質的でないことに神経をすり減らすのではなく、自社サービスであればサービスの売上が命題であり、より本質的なことに取り組めると考えたのです。

その考えは正しかったと感じています。もちろん難しさもありました。常駐時代は"敵"を見つけるのが簡単だったのです。SE、プロパー、仕様変更…自分と自社のメンバーを守るためにはねのけるだけでした。自社サービスには敵はいません。さまざまな考え方の個人、さまざまな目標を持つ組織間で協力して目標に近づいていく難しさです。

エンジニア以外とやり取りをしたことがない私は、"エンジニアとしか話せない。エンジニア以外の人とうまくやり取りできるはずがない。"と自分に対し思っていました。でも、そうではありませんでした。企画者からいい言葉をもらえることが何度もありました。やりやすい、難しい用語を使わず説明してれる、ただ単にできないとか難しいと言わず違う方法を提案してくれる、など…これは本当に自信になりました。自分では気づいてなかった能力があるのだ、と。

エンジニアでない企画者と、飲みニケーションのためではなく仲間として楽しく飲みに行くこともありました。渋谷出張時に飲みに行ってあんまりにも楽しくて、新幹線の終電に間に合わず、宿泊して妻に怒られる、なんてこともありました。

そう、自社サービス開発には敵はおらず、仲間全員がwin-winになることを目指すものです。サービスの売上が増えれば利益が増えるというモデルは、受注金額が決まっておりいかに開発費を減らすことで利益を増やすか、というモデルとは異なります。誰も抑圧されたり損をしたりすることがなく増やしていけるというのは、やはりよいものなのだと感じます。

国内/海外カンファレンスへの出張

フリューに来るまでは、カンファレンスは有給を取って自費で東京往復、宿泊するものでした。フリューでは業務で、出張で参加できました。記憶では行きたいと言ったものは全部行かせてもらえたと思います。私はJavaエンジニアですので、Java Day、JJUG CCC、デブサミ、Spring Day、ScalaMatsuriといったものです。

それどころか、会社がカンファレンススポンサーになっていきました。JJUG CCCは継続していますし、他でもなっていました。自分が所属する会社がスポンサー、そしてスポンサーセッションをするというのは、エンジニアに対する会社の見方にもつながっているように感じます。

そしてJavaOneに、サンフランシスコにも出張で行かせてもらいました。自分の人生を変えた出来事の1つです。このことで会社に何かを直接的に還元できたわけではないかもしれません。ですが、やはりエンジニアには必要と感じます。バックアップしてくれる企業が増えればいいなと思っています。

海外カンファレンスは人を変える力があります。

ではなぜ退職するのか

ここまで読んで、こんないい会社をじゃあなぜ退職するの?と疑問に思われるでしょう。要因は1つではなく、何かはっきりしたきっかけや理由があるわけではありません。当然ここにも書けることと書けないこともあります。ただ、"チャレンジしてみたい"というのが、集約した理由になりそうです。

フリューではとても高い評価をしてもらえました。過大なくらいと個人的に思うくらいでした。責任と権限を得ると同時に、チームを率いているがために自分が表出させたいものを自分で抑圧しているように感じられました。それを解放してみたい、目一杯やってみたいと思いが日に日に強くなりました。

自分の決断が、リスクのあることだということは理解しています。だからといってチャレンジしないままでいるということもできませんでした。

社員旅行

退職が決まっているにもかかわらず、先日社員旅行に参加しました。300名以上が参加した旅行ですが、多くの人に声をかけてもらいました。惜別の情を述べてくださった方、激励をくださった方…とてもうれしいことでした。こういう人たちと仕事を一緒にできたからこそ、この5年半で自分で実感できるくらいに成長できたんです!!!もうここで働けないことがとても寂しく感じました。

転職活動

上記のような理由でしたので、自分から積極的に活動しているわけではありませんでした。最終的にはいくつかの転職サイトやエージェントにも登録しましたが、今回はあまり効果がありませんでした。

知人が社員ということもあり、ビズリーチに経歴を登録してみました。ヘッドハンターから多くの連絡が来ましたが、企業から直接連絡いただくことも多く、それをきっかけにお話をうかがいに行くという風に進めました。いわゆるコピペではなく、私の経歴を読んでの文面であれば、ほぼすべての企業に返信しました。この方法は、今まで知らなかった企業と接点ができ、広く選択肢を持てたので、活動を終えるにあたり充実感と満足感があります。ただ、基本的に連絡を待つことになりますので、活動は長期となります。

カジュアル面談から始まることが多かったです。また、改めて履歴書が必要な企業もほぼありませんでした。

次の会社は

落ち着いたら、いろいろと公開します!

本当にどの企業も魅力的で、最後の最後まで悩みました。次は、今とは別の部分でとても魅力的な会社と感じています。不安もありますが、それは今のまま、そのままでいつつ新しい仕事をしようと考えているからだと言い聞かせています。今ある強みを活かしつつ、やはり適応、変化していかなくてはなりませんね。自分がどう変わるか楽しみなんだと思うことにします!!

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