Fight the Future

Java言語とJVM、そしてJavaエコシステム全般にまつわること

考えて仕事をするってことは指示された仕事だけするよりも何倍もしんどい

なんか最近僕ら(エンジニア)の憧れはGoogleか37 Signalsになってきたね。


シンプル仕事術を実践する37 Signalsが仕事中に自問していること | IDEA*IDEA
http://www.ideaxidea.com/archives/2008/03/37_signals.html


最近気付いたのは、仕事をする上でもっともラクなのは、指示されたことだけやることだってこと。
デスマーチは別(肉体から精神を壊す場合はナシで)。
指示されたことだけやれば、最終的な責任は指示者にあるから。


指示が理不尽で、長時間不毛な作業で残業させられることもあるかもしれない。
でも、それは時間がかかったというだけで、ある種指示者からすると予定された成果以上のものは出ていない。


もっとも『むずかしい事』は!
いいかい!もっとも『むずかしい事』は!
『定量化できない成果を最大化する事』さ!
ぼくは自分の『成果』をこれから乗り越える!!


↑岸部露伴。
会議や人身掌握もそうだし、そもそもソフトウェア開発も成果は定量化できない。
生産性は計測できないってのと同じ。
何が最高の状態なのか定義できないから。


どんな会議が最高の会議なのか。
それはその会議の目的によって、参加者によって、時期によって異なる。
それを最大化するためには、定型化した作業項目などない。
考えるしかない。考えても合っているかわからない。
合っているかわからない仕事は、何時間かけても正解が出るわけじゃない。
そして、考えたからといって成果が正比例するわけじゃない。


でも、考えなくてはよくはならない。
もともと最高でなくては、前と同じことを続けていてもよくはならない。
ただ単に新しいことを試せばいいわけでもない。


常に問いかける必要がある。
そして、常に問いかけることはとてもしんどいことだ。
逆に、何も考えずに前からやっていたことを続けることがもっとも楽なことだ。
そう思う。