Fight the Future

Java言語とJVM、そしてJavaエコシステム全般にまつわること

集まってもボスが1対1で聞くだけなら会議じゃないんだ

何の本で読んだか忘れたけど。
これもよくある会議だね。まったく意味ない会議。


進捗会議(と呼んでいる)を考えてみよう。
ボスと何人かのメンバーが集まる。
ボスはその1人1人に「進捗状況は?」みたいに聞いていく。
聞かれた人は答える。それ以外の人は違うことを考えている(そんなことない?)。


これは会議じゃない。集まっているメリットがない。
だって、集まらなくてもボスがメンバー1人1人の机を回って聞いていけばいいじゃないか。
たしか本には、こういう形態の会議はボスが自分の力を誇示したいだけみたいに書いてあったなあ。


反論として、メンバー同士の情報共有になるって意見を聞くけど、ほぼその効果はない。
だって、他の人が話していることは聞いていないもの。
それはこの会議が「ボス→特定のメンバー」だけのコミュニケーションだからだ。
メンバー同士のコミュニケーションではないから。


ボスは話さなくていいんだ。
そもそも状況を聞くだけなら「進捗会議」みたいなものにする必要がないんだ。
朝会でいいんだ。チームのメンバー同士で作業や問題を報告させあえばいいんだ。
ボスは黙って聴いていればいい。問題が起これば会のあとで時間をとって解決策を考えればいいんだ。
関係のあるメンバーとともに。それはほとんどの場合チーム全員じゃないはず。